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総会決議(案)

憲法九条が危ない!

今こそ「九条守れ」の国民的世論を巻き起こしましょう!


 去る5月14日、憲法「改正」の手続きを定めた「国民投票法」が与党などの賛成多数で可決・成立し、18日に公布されました。施行は3年後ですが、いよいよ憲法をめぐる情勢は風雲急を告げてきました。

 安倍内閣は首相の在任期間中に憲法「改正」をやる、と公言して登場した戦後初の内閣であり、最も現憲法を敵視している改憲派で固められた内閣です。

 改憲の狙いの中心は第九条の戦争放棄、武力放棄にあることは明白です。しかも最近、安倍首相は「集団的自衛権」を現憲法下で行使できるように検討するといいはじめました。

 集団的自衛権とは、「同盟国アメリカへの攻撃を自国に対する攻撃と見做して戦争に参加する」ということです。

 これを九条そのままで実施しようというのですから九条を変えたなら大手を振って「戦争をする国」へと急速に変化させられてしまうでしょう。

 こういう驚くべきことを考えている安倍内閣の下で強行採決された国民投票法案は憲法「改正」と直接的に繋がっています。3年後には国民投票が実施されている可能性が高いといわねばなりません。

 私たちは戦後、平和憲法の下で「平和とよりよき生活のために」を目指して発展してきました。
 その根底には戦争を阻止できなかった戦前の痛切な反省がありました。

 アジアで2000万人、日本人350万人を越えるかけがえのない命が奪われました。
 そして今なおイラクでアフガニスタンで命が奪われています。

 平和憲法の根幹である「九条」は世界の平和を願う人々の希望の灯台となっています。

 平和憲法「九条守れ」の声をより大きな国民世論にしていきましょう。
 私たちの「平和への思い」を急速に周りの一人一人に伝えていきましょう。
 そのため多くの平和を愛する県民の皆さんと一緒に運動を強めていきましょう。

平成19年5月29日
福島県生活協同組合連合会
第27回通常総会

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