《2024年度活動計画(案)》
日本生協連「全国生協の2024年度活動方針」の中から、例年通り、県生協連として取り組むべき課題をセグメントし、「組合員活動委員会」「理事会」の中で、具体化を図りながら、活動を進めてまいります。
1.生涯にわたる心ゆたかなくらし
(1)コープ共済連と「こくみん共済coop」と連携し、組合員とともに防災・減災について学習し、日ごろの備えを進めます。
(2)福祉事業に関する制度・政策について、全国コープ福祉事業連帯機構や医療福祉生協の協力をいただき学習を進めます。
2.安心してくらし続けられる地域社会
(1)地域の課題に向き合い、応えていくため、行政・諸団体との多様なネットワークを広げ、深めていきます。
(2)地域に寄り添った課題の解決に向けて、役職員・組合員リーダーのコーディネート力の強化を進めるとともに、取り組まれている実践事例を学び合います。
(3)貧困・格差の実態や課題、取り組み事例などについて学習を継続し、各地域での取り組みを交流します。
(4)福島第一原発におけるALPS処理水の海洋放出を含め、廃炉に向けた工程を注視していきます。
3.誰一人取り残さない、持続可能な世界・日本
(1)2025年が被爆80年であることを踏まえ、ピースアクションinヒロシマに取り組みます。ピースアクションinオキナワも参加を広げ、沖縄戦の実相や現在に至る基地問題を学びます。
(2)核兵器禁止条約など、核兵器廃絶に向けた情勢や課題の学び合いを進めます。
(3)世界の紛争地域の市民への支援や人道支援、貧困・飢餓の削減に向けて、ユニセフなど国際機関への支援を継続します。
(4)地産地消ふくしまネットに結集し、以下の活動に取り組みます。
①食料・農業をめぐる世界情勢の変化や国内生産・流通などの現状と課題について、組合員・消費者とともに学ぶ場を広げます。
②食育(たべる、たいせつ)を進めます。
③JA福島中央会の事業計画にある「地域住民や消費者に「食」「農」「JA運動」と「農業の持つ多面的機能の重要性」の理解促進のため広報活動の積極的な展開」に協力します。
④2024年の「食料・農業・農村基本法」見直しにあたり、食料・農業問題の情勢変化や政策についての学習を進めます。
⑤JCAと連携し、地産地消ふくしまネットで進めるラウンドテーブルを通じて、協同組合間のコミュニケーションや顔の見える関係づくりを進めます。
⑥協同組合のアイデンティティ見直しについて、ICAにおける論議状況を踏まえながら、引き続き学習を進めます。
⑦「2025年国際協同組合年」に向けた準備を進めます。
(5)くらしにかかわる問題や社会政策について、全国消費者団体連絡会をはじめとする消費者団体や、適格消費者団体などと連携し、消費者関連の法制度や新たな消費者課題について学びます。
|