第12回生協役員セミナーが開催されました(2005年11月22日)
11月22日、会津若松市のウェルサンピア会津を会場に第12回生協役員セミナーが開催されました。
昨年の第11回までは、「女性理事セミナー」として女性役員を中心とした研修会を重ねてきました。ここ数年、男性役員にも積極的に参加していただくよう呼びかけてきましたが、そのためにはセミナーの名称がふさわしくないということで、「生協役員セミナー」に改めることにしました。改題して第12回となる今回は、「生協運動の原点を求めて」をテーマに生活協同組合の父・賀川豊彦について学ぶこととしました。
午前の部では映画「死線を超えて―賀川豊彦物語―」を鑑賞しました。この映画は賀川豊彦生誕100年にあたる1988年に出来たものです。
映画では賀川が神戸の貧民街に入り、キリストの教えを説きながら貧しい人々を救う様子から妻春子と巡り合い更に活動を広め、アメリカ留学後は労働組合運動・生活協同組合運動に携わり、生涯を通し貧しい人に光と希望を与える活動に尽力したことが描かれていました。
午後の部では、賀川豊彦研究に詳しい灘神戸生協(現コープ神戸)と日本生協連の常務理事を歴任された友貞安太郎氏をお招きし講演していただきました。
友貞氏は上記の映画作りに関与したことから、映画では表現し尽せなかった事柄や、更に永年積み重ねて来た賀川豊彦表研究について詳しくお話していただきました。
会員生協から約80名の役員・幹部職員の方々が参加され、生活協同組合をはじめ、労働運動、農民運動、罹災者救済の様々な事業等、賀川豊彦の正に「死線を越えて」活動された生涯に、参加者一同胸を熱くしました。
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コープあいづの皆さんが
剣舞「白虎隊」で参加者を歓迎
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開催挨拶をする
県連熊谷会長 |
賀川豊彦について講演する
友貞安太郎氏
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