「りょうぜん里山がっこう」を訪問しました(2007年7月2日)
県連食の安全推進委員会は、福島市の隣にあたる伊達市の霊山町で農業を核に中山間地域の生活を紹介しながら自然・農業・食・人のつながりの大切さを教えている「りょうぜん里山がっこう」を訪問しました。
現在、食の安全・食べる大切・栄養バランス・食生活と健康づくり・食事の仕方・自給率・・・など食に係わる事柄が大人も分かり、子どもたちに伝えられなければならないと「食育」という名で叫ばれています。
この「りょうぜん里山がっこう」は農業における有機肥料栽培・低農薬栽培などを長年に渡って実践されてきた高野金助さんが、更に若い親御さんや子どもたちに自然・農業・食・人のつながりの大切さを伝えようと、昔の地元の分校の校舎を改装して平成11年に作られたものです。
昔懐かしい木造の校舎には、米の粉で作るパン・ピザ工房、絵手紙・染色・木工などの体験ができる実習室、宿泊訓練もできる大きな教室が設けられ、廊下には所狭しと作品が展示されていました。
私たちも実際に米の粉で作るピザに挑戦し、生地を円形に伸ばしてチーズやウインナー・トマト・自家製の野菜などをトッピングし、焼いていただき昼食にしました。推進委員会の皆さんは米の粉のピザは初めての経験となりましたが、もちもち感があり小麦粉よりおいしいと感動していました。
「りょうぜん里山がっこう」は、今年の6月にNPO法人格を取得し、これからますます内容を充実して多くの皆さんに自然・農業・食・くらしの体験を提案していこうと張り切っていました。「ぜひ、自分の子どもも連れてきてこのようなさまざまな実習体験をさせたい」という声も委員さんから上がりました。
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設立の想いを語る高野金助さん |
米の粉で作るピザに挑戦 |
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もちもち感のあるピザに全員舌鼓 |
廊下には数多くの実習体験作品が展示されています |
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