「『食事バランスガイド』学習会」が開催されました(2007年4月16日)
食の安全推進委員会は、各単協においても既に進められ、また取り組みをはじめようと内部討議されている「食育」を、新年度の活動の中心テーマにあげています。
「食育」の持つ広範囲な内容の中で、なぜ近年「食育」が叫ばれてきたのか、生協として取り組む活動は何かを学習・検討することが必要であり、現場において活動が進められている生協でも常に正しい知識や取組みの先進事例を知っていくことは大切なことです。
このようなことで、今回は「食事バランスガイド」について学ぶことになりました。
「食事バランスガイド」は2000年に農林水産省・厚生省・文部省によって作られた10項目からなる「食生活指針」を実生活に結びつけるものとして、1日の食事で何をどのくらい食べればよいのかをイラストで具体的にあらわした物です。
講師にはビデオ「食事バランスガイドで健やかに」を作成している(財)農山漁村文化協会の東北支部事務局 境 弘己 氏をお招きしました。
学習会は、まずビデオ「食事バランスガイドで健やかに」の第1巻「食事バランスガイドって何?」を鑑賞し、概略を知ってから、境氏から更に「食事バランスガイド」ができた経緯と実際の細かい使用法が丁寧に説明されました。説明の後、学習会参加者がそれぞれ昨日の朝、昼、夜の食事内容をバランスガイドワークシートにそってチェック作業に入り、自分の食事バランスを診断することができました。結果はバランスガイドが求める、あるべき「こま」の形になった人、バランスの崩れている人など、さまざまで改めて食事バランスの重要性が認識させられました。
今までは、「こま」の形の「食事バランスガイド」はいろいろな箇所に出てきたり、見てはきましたが、自分の診断を実際にすることで「こま」の意味するものとその大切さが実感された学習会でした。
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食事バランスガイド |
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学習会の様子(中央が講師の境
弘己氏) |
真剣に聴き入る食の安全推進委員会の皆さん |
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