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福島県連の活動

食品表示地域フォーラムin郡山で「食品表示モニター活動」を発表しました(2006年10月27日)

 東北農政局・福島農政事務所・社団法人日本農林規格協会の主催で、「わかりやすい食品表示の推進」と食品表示への関心を高めることを目的に、郡山市のビッグパレットふくしまにおいて‘ご存知ですか?食品の表示!’をテーマに‘食品表示地域フォーラムin郡山’が開催されました。

 フォーラムは、食品安全委員会の委員である中村靖彦氏(東京農業大学客員教授・農政ジャーナリスト)による基調講演と消費者・流通業者・生産者各々の視点からの事例発表という構成で行なわれました。

 中村靖彦氏からは、「食品表示をめぐる最新事情」と題して、原産地表示・外食産業ガイドライン・遺伝子組み換え食品などについてわかりやすく講演されました。

 現在は食品表示の「転換期」ではなく「激動期」だとも言われ、国の「表示に関する共同会議」では本当に必要な表示項目は何か、あるいはその必要性などの議論も行なわれており、消費者・流通業者もますます勉強が大切になってくると話されました。

 消費者の視点からでは、県生協連で取り組んだ「食品表示モニター活動」について菅田俊雄事務局長が発表されました。2004年11月から3ヶ月間にわたって行なった県内生協10店舗での4分野(農産・水産・畜産・惣菜)の表示モニター活動、更に原料原産地などの表示状況調査、生協以外の店舗の表示状況調査について報告されました。

 流通業者からの視点としては、(株)ヨークベニマル食品事業部長兼物流事業部長の大竹正人氏が、お客様が自由に気軽に選びやすくという目標での店舗における表示ラベル貼付に関しての、法令の整理や従業員への周知徹底について発表されました。

 生産者の視点からの発表は、全国農業協同組合連合会福島県本部副本部長の船本富行氏が生産履歴記帳運動の取り組みと「ポジティブリスト制度」に対する取り組みについて、消費者側に立った事業こそが産地の信用を高めるとして行なわれているとの報告がありました。

会場には県内各地より約300名が来場しました 基調講演をする中村靖彦氏
生協の「食品表示モニター活動」を発表する菅田事務局長 補足説明をする菅田事務局長(右)
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