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福島県連の活動

「遺伝子組換え食品は何が問題なのか」について学習会が開催されました(2003年10月16日)

 10月16日、県連会議室において、食の安全推進委員会の学習会が開かれました。

 この学習会は、8月25日に食品科学広報センターの瀬古博子氏を招いて行われた「遺伝子組換え食品・組換え技術・その安全性」の学習会においては、遺伝子組換え食品は全く安全なものとされ、不安・疑念などが報道や識者から指摘される昨今、各委員から「不安・問題点」についても整理したいとの声から行なわれました。

 講師には生協仙台共同購入会の吉武洋子理事長をお迎えして「遺伝子組換え食品は何が問題なのか」のテーマでお話していただきました。

 吉武理事長は、「この食べ物は安全だと言われても本当に安心できるだろうか、安全だからということが必ずしも安心となるのだろうか」から話が進められ、

  • 米国の生物多様性条約およびカルタヘナ議定書への不参加
     
  • ターミネーター技術
     
  • 多国籍企業による種子および食品の独占などについて話していただきました。

 「現時点では、食べてもすぐどうこうと言うことはないにしても、長期的、次世代に影響がないとは誰も保証できない。あとで何かが起きたとき、『あの時点では危険性が予測できなかった』となる」、「生協運動の目的は組合員が安心して暮せる地域社会づくり、生協が安全で安心な食品を提供するのはそのため」と結ばれました。

遺伝子組換え食品の問題点を整理し、わかりやすく話された生協仙台共同購入会 吉武理事長
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