県生協連では、日本生協連が広島県生協連・長崎県生協連・沖縄県生協連の各々と共催するヒロシマ平和行動・ナガサキ平和行動・沖縄戦跡基地めぐりに会員生協からの参加希望者と共に参加してきています。

　原爆投下を受けて戦争が終結して６０年近くの歳月が流れる中、戦争を直接体験した人々は少なくなり、直接語り継ぐ人は時とともにいなくなっていきます。現地の戦争の爪跡を目視し、当時の事情を語り部から聴くことで、いかに多くの国民が絶えがたい犠牲をこうむり、命を絶っていったか、また後遺症に苦しんでいるかを、これから語り継ぐ私たちがしっかりと受け止めていくことがますます大切になっています。

　各々の平和行動・基地めぐりに参加された方々は、各生協での報告学習会で語り継いできています。

　戦争の｢負の遺産」をこれからの世代にしっかりと伝え､戦争を起こさせない社会･世論を作っていかなければなりません。