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福島県連の活動

第20回沖縄戦跡・基地めぐりに参加しました(2003年12月2〜5日)

 日本生協連と沖縄県連主催の「沖縄戦跡・基地めぐり」も今年で20回目を迎え、12月2日から5日までの3泊4日で沖縄本島中南部をフィールドワークしました。

 全国から20生協91名の参加となり、福島県からはコープふくしまから3名、県連から1名の4名で参加しました。

 2日午後3時から那覇市の沖縄水産会館5階ホールで開会式が持たれ、続いてひめゆり学徒隊だった宮城喜久子さんから沖縄戦の体験談講演、地元コープおきなわの組合員さんからの平和活動の報告があり、この後参加した全国の生協の組合員さんとの夕食懇親会が行なわれました。

 3日、4日は戦跡と米軍基地の見学の日程で、3日は沖縄地上戦で最初の激戦地となった前田高地(浦添城趾)・県立第2高女学徒隊が看護にあたったヌヌマチガマ(ガマ=壕)・沖縄平和祈念資料館・平和の礎・韓国人慰霊塔・ひめゆりの塔とひめゆり平和祈念資料館・魂魄の塔・米須海岸・白梅の塔を、4日は沖縄最大の米軍基地であるキャンプハンセン・嘉手納基地・トリイステーション・読谷補助飛行場・楚辺通信施設(ゾウの檻)・座喜味城趾(世界遺産)・シムクガマ・チビチリガマを見学しました。

 次々と案内される戦跡や米軍基地に参加者全員説明を一言も聞き逃すまいと目では風景を確認し、耳は話に傾けられました。

 5日はオプションコースの設定で、再建された尚王朝の首里城(重要文化財)・尚王朝の廟である玉稜(世界遺産)を見学し、琉球王朝の栄華に触れ、歴史と戦争について考えさせられました。

 このフィールドワークで参加者からは「文字だけではわからない、来てよかった」、「戦後生まれで戦争についてはあまり知らなかったが、もの凄いことがあったのね」、「戦争からは何も生まれない、憎しみを生むだけ、早く戦争のない世界になってほしい」など多くの感嘆と感動の声があがりました。

白梅学徒看護隊慰霊碑前で(ヌヌマチガマ) ヌヌマチガマへ下り降りる ヌヌマチガマ内部で説明を受ける
献花後、魂魄の塔碑文前で 草深い道をシムクガマへ向う
全員生存したシムクガマで説明を受ける 凄惨な自決があったチビチリガマの
碑の前で説明を受ける
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