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福島県連の活動

「ふくしdeまちづくり」発表会が開催されました(2005年3月11日)

 3月11日、福島市の労金ビル5階大ホールにおいて、「ふくしdeまちづくり」発表会が開催されました。

 これは、全国の各自治体において「地域福祉計画」の策定が進む中、生協の福祉活動をさらに広げ、組合員さんのみならず地域の中でもさらに役立ちたいとの考えから、「まちづくりに」私たちがどのように取り組み、行政とも連携(協力・要請)して進めていったらよいかを日本生協連が開発した「ふくしdeまちづくり」の手法で進めようとするものです。昨年9月にその手法を日本生協連福祉事務局佐藤博氏を講師に迎え指導していただきました。

 今回は、それぞれのグループが前回以降、半年間に渡って行われた調査結果から、「私たちができること」「生協ができること」「行政ができること」に整理する指導を受け、5つのグループから各々次のテーマで発表されました。

  1. おおぞら「今の福祉制度を調べる」(コープふくしま)
  2. 生協好きっ娘会「安心して生活できる地域(まち)のために」(コープふくしま)
  3. あいづ7人のさむらい「子どもが元気になる町づくりのために」(コープあいづ)
  4. コスモス「暮しやすいまちのハード面」(福島医療生協・郡山医療生協・浜通り医療生協)
  5. 秋桜「生活の質の満足度」(福島中央市民医療生協・会津医療生協)

 くらしやすいまちづくりの実践は、それぞれのテーマによっても変わりますが『私たちができること』については、「挨拶や声かけをする」「子ども会や町内会の行事に参加する」「健診を促す」、『生協ができること』では、「親子で交流でき、親どうしが気軽に話せる場作り」「小規模機能施設を作る」「子どもクラブへ紙芝居、伝承遊びの出前」、『行政ができること』では、児童館などの中味の充実」「子育て支援申請の簡略化」「雇用機会の確保」「民間に頼らない」などが出て、それぞれ共通したことがらもありました。

 講評として講師から、「問題点を絞るためにはテーマの絞り込みはどんどんしてかまわない」「アンケートなどを使うと説得力が増す」「生活に必要なものは何かを考える」「施設の位置関係は地図で表すと分かりやすい」「まとめたものをどんどん行政に伝える」などのアドバイスをいただきました。

 最後に参加者の皆さんから「このワークショップを私たちの生協の委員会や地域活動でも取り入れたい」「自分の活動の整理にもなった」などの多くの感想と講師への感謝が述べられました。

調査結果のまとめ方を指導する佐藤博氏 調査結果の整理作業
「暮しやすいまちのハード面」の発表 「安心して生活できる地域(まち)のために」の発表
「子どもが元気になる町づくりのために」の発表 「生活の質の満足度」の発表
他グループの発表に聴き入る参加者の皆さん 「今の福祉制度を調べる」の発表
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