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映画 いのちのはじまり

子どもの権利と子どもの貧困について考える

 去る10月19日(木)、福島市内の「みんなのとうほう文化センター小ホール」にて、福島県ユニセフ協会・福島県生活協同組合連合会・福島県労働福祉協議会共催による映画「いのちのはじまり」上映と「子どもの権利と子どもの貧困について考える」学習会を開催しました。県内各地から、約200名の参加でした。

 開催主旨については以下の通りです。

《開催主旨》

 子どもの権利条約では、「生存・発達の権利」「教育への権利」「親を知り養育される権利」「親による虐待・放任・搾取からの保護」「健康・医療への権利」「子どもの身体的・精神的・道徳的及び社会的な発達のための相当な生活水準の権利」「休息・余暇、遊び、文化的・芸術的生活への参加」など、生命、教育、生活、健康、遊び、文化などの社会的諸権利を認めています。

 またユニセフ『豊かな国々における子どもの貧困』(2005年)の中で、「子どもの貧困」を、「生存し、成長し、成功するために必要な物資的、精神的、情緒的な資源が奪われていて、そのために、自らの権利を享受し、持てる能力を発揮し、社会の完全で平等な構成委員として社会参加できない」状態としています。子どもが子どもらしく遊び、学び、成長する、そして幸せな環境下で生きていくことができる。こうした当たり前の権利が侵害されている状態が「貧困」と言えるのではないかと述べられています。

 子どもの貧困すなわち子どもの権利が奪われた状態という観点から、子どもの成長にとって大切な乳幼児期の経験や親の果たすべき役割はどのようなものか?を考えていきたいと企画を考えました。

高橋雅行会長

 映画上映に先立ち、主催者のひとつである福島県ユニセフ協会高橋雅行会長より、開会の挨拶があり、映画をご覧いただきました。

 ユニセフでは、ECD乳幼児期の子どもの発達世界キャンペーン「“はじめ”が肝心」の一環として、制作に協力したドキュメンタリー映画『いのちのはじまり』の上映を世界各地で推進しており、日本でも2016年秋より上映会が各地で開催されております。

 本作は、世界各地で子育てに奮闘する方々、そして、乳幼児期の子育てのあり方を説く専門家の言葉がたくさん詰まった作品となっております。

 作品の中で、例えば、以下の言葉に出会います。

 「親や養育者が子どものそばにいること、働きかけることが大切」

 「子どもを育てるには村が必要」

 「乳幼児期への投資は、社会への投資」

 これらは、ユニセフがECD世界キャンペーンを通して訴えるメッセージでもあります。

映画に見入る参加者

今泉 裕会長

 昼食休憩を挟み、午後の部の開始にあたり、主催者のひとつである福島県労働福祉協議会今泉 裕会長より挨拶があり、その後、基調講演として子どもの権利、 女性の権利、外国人の権利、人身取引、人権教育等の分野で活動し、子どもの権利条約をはじめとする国際人権条約の実施のための活動に国内外で取り組まれ、 子どもの権利条約の各国の履行状況を審査する「子どもの権利委員会」の委員に日本人として初めて選ばれた大谷美紀子弁護士より、「子どもの権利と子どもの貧困」というテーマでお話を伺いました。

 その後、日本生協連組合員活動部の片野 緑さんから「子どもの貧困に関する研究会・提言内容報告」をいただき、事例報告として、コープふくしまの子ども食堂の取り組みについて地域担当理事の山田佳奈様から、福島医療生協の子ども食堂の取り組みについて看護介護部次長の佐藤 拓様から、コープあいづの「きたかた子ども食堂」について社会福祉士の熊谷まゆみ様と渡部光恵様より報告いただきました。

会場の様子 大谷美紀子弁護士
会場の様子 大谷美紀子弁護士

 

片野 緑 様 山田 佳奈 様 佐藤 拓 様 熊谷 まゆみ 様 渡部 光恵 様
吉川毅一会長

 最後に、閉会挨拶が主催者のひとつであります福島県生活協同組合連合会の吉川毅一会長からありました。

 なお、福島県教育委員会様・福島市教育委員会様・福島県弁護士会様・福島市私立認可保育施設連合会様・福島市私立幼稚園協会様・福島市学童クラブ連絡協議会様から後援をいただきました。ありがとうございました。

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