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子どもたちの多機能型の「居場所」「遊び」「参加」づくり

 現在、沼尻県有林内で展開している「こども遊び塾」について、「農業体験」「食農体験」「野外教室」などの体験型企画ができる、より充実したフイールドにするため、地域の皆さんや福島大学、多様な人たちとのつながりで創り上げたいと考え、様々な取り組みを開始しました。

 特に、東北で唯一農学部のなかった福島県に「福島大学食農学類」が2019年4月開学予定で、準備が進められており、福島大学農学系教育研究組織設置準備室と「フィールド農学の拠点」として、「こども遊び塾」がある中ノ沢地区そして中ノ沢地区を含む吾妻地区を候補地にすべく、協議を進めています。

 既に、福島大学や猪苗代町からは、基本的な賛同を得ており、これから本格的に具体化に向けた協議と実務に入ることになります。

 7月26日は、猪苗代町役場に前後 公町長を訪ね、福島大学食農学類の構想について、お話をしてまいりました。

 当方からは、荒井 聡教授(農学系教育研究組織設置準備室副室長)と林 薫平准教授、則藤孝志特任准教授と福島県生協連専務の佐藤の4名、猪苗代町からは、前後 公町長と石川洋一総務課課長、森田茂夫企画財務課課長、渡部彰啓農林課課長の4名でした。

 福島県生協連専務の佐藤から改めて経過報告とこの事業を産官学連携で成し遂げたい。「産」については、地産地消ふくしまネットで方針化されており、JAや森林組合、生協、場合によっては、地元の商工会や温泉組合の参画が見込まれるし、「官」は既に猪苗代町さんが賛同されていますし、「学」は、まさに今日こうしてお話しに伺ったことで、お分りのように、福島大学が新しい食農学類の取り組みのひとつとして位置付けています。

 産官学連携の取り組みについては、地方創生推進交付金制度を利用することで、半分は国が出すことになるので、利活用も検討されれば良いと思う。といった趣旨の話をさせていただきました。

 その後、荒井副室長さんから、食農学類の構想について、掻い摘んで報告をいただき、今後の進め方については、8月2日に福島大学で記者会見を行い、その中で、「フィールド農学」についての説明も行い、予定では、9月7日に大学で詳細説明会を行い、その後、正式に各地域から名乗りを上げていただくことになる。今日は、有力な候補地ということで、正式発表を前に説明に伺ったと訪問目的について話をいただき、意見交換をさせていただきました。

 前後町長さんからは、是非猪苗代町として取り組みたいとの決意表明がありました。

 これ以降については、取り敢えず猪苗代町の窓口を石川洋一総務課長とし、福島大学側は、林 薫平准教授とすることを確認しながら、11時に終了しました。

【資料】

1.荒井 聡副室長から配布されたプレスリリースの資料です。

食農学類(仮称)・農学実践型プログラムについて

概要

H31年度開設予定の食農学類(仮称)では、地域がかかえる食と農の課題の解決に向けて、実地に即した教育・研究を実践する「農学実践型プログラム」の開講を計画しています。福島県下の7地域程度をフィールドとする予定です。

 「農学実践型プログラム」は、地域と大学とが協働し、食と農の抱える課題の解決に向けて「学びあう場・教育プログラム」です。地域は「学び」に必要な情報を提供し、学生は体験学習を通じて理解を深めます。大学教員は地域情報を集約し専門的見地からアドバイスを行います。学生は若く柔軟な発想を活かし地域と協働して課題解決に向けた設計図を描き、地域社会の未来の担い手としての基盤を形成します。

 原子力災害からの農山村再生、地域ブランドの確立、儲かる福島型地域営農システム作りなどのテーマが想定されます。

 異なる専門領域の学生同士が協調して同一課題に取り組むことが本プログラムの特徴です。学際的な視点で課題や問題を捉える能力や、農業者や農業団体、自治体、企業等との多様な利害関係主体と関わることにより、環境及び生産、加工・流通等の具体的課題に対して、自己の専門的知識を総合的な観点から適用できる能力を養います。また、農業・食料産業における「川上」から「川下」、の技術的・社会的連鎖における4つの専門コース(食品科学、作物栽培、生産環境農業経営)の専門領域相互の密接な関連性のなかから、新しい価値のある食・農の在り方を探求・創造する取り組みでもあります。

2.林 薫平准教授から示された「猪苗代町(磐梯山麓・猪苗代湖)エリアの食農・環境・歴史・教育資源」の一覧です。

★会津農書の歴史と現代の環境共生型地域づくりの融合
(世界農業遺産への取り組み)

  • 猪苗代湖,安積疎水の保全
  • 広大な水田と農業用水、環境保全型農業の推進
  • 町営優良堆肥製造施設(堆肥センター)、農業と畜産業の資源循環
  • 里山保全、木質バイオマスエネルギー普及(国分木材店、まるよし建材、佐藤建築)

★先進的な農業と伝統ある加工・六次化産業

  • 道の駅いなわしろを中心とする旬の野菜と果物
  • 武田農産などの新たなタイプの稲作経営(県メガファーム実証事業対象)
  • つちや農園、雪下キャベツ研究会などの特色ある農産物づくり
  • ソバ生産と地産地消
  • 日本酒やワインの醸造
  • リステル猪苗代のハーブ、花卉栽培

★地域営農活動、農地水環境保全事業

  • いなわしろ農夢21や釜井地区のような米と大豆の複合経営と担い手づくり
  • 白津地区(平成28年の県むらづくり表彰受賞)
  • 長坂地区(ワクワクファーム)、見祢地区(レストラン結い)

★「農」でつながる新たな交流

  • はじまりの美術館「はじまるシェ」、「つながるシェ」
  • まちづくり団体「いなラボ」(JC、農青連、商工会青年部)、オハラブレイク

★こどもたちへの食育/食農環境教育

  • JA会津よつば&いなわしろ農夢21による「ふくしま大豆の会・畑の学校」
  • 「ひまわりこども園父親会」&「南ヶ丘牧場」&「のうのば」のコラボレーション
  • 「グリーンエネルギーユーザーズ」&「小田養魚場」による木育・火育・食育
  • 県生協連/県ユニセフ協会、リゾートインぼなりの「中ノ沢教育ファーム構想」(仮)

★公設の関連施設

  • アグリいな(旧福島県農業試験場冷害試験地)
  • 福島県畜産研究所沼尻分場

3.地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会の「2017年度活動計画」で示されている関連する計画です。

2019年設置予定の福島大学食農学類における人材育成プログラム・農学実践型教育の準備に協力します。

 福島大学の既存のカリキュラムにおける食・農関連の教育活動に引き続き協力するとともに「農学系教育研究組織設置準備室」の活動に協力していきます。

福島県生協連が進める福島の子ども保養プロジェクトに協力します。

 中ノ沢地区に福島大学と協働で、「中ノ沢教育ファーム構想」を実現させます。

 現在、沼尻県有林に「こども遊び塾」を開講し、子どもたちに自然の中で伸び伸びと遊んでいただき、心身、特に脳の成長を促す取り組みが行われています。

 さらに、近隣に「教育ファーム」をつくることにより、食農体験等より充実した活動ができる拠点にしてまいります。

 今後は、「NPO法人会津の森林(もり)を育む協議会」(事務局:会津地方森林組合)とも連携を図り、森遊びやキノコ栽培など、幅広い体験型ケアができるフイールドにしてまいります。

福島民報8月3日朝刊

福島民友8月3日朝刊

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