福島の食と農の再生に向けて刊行
全国生協からの支援を受け、県内生協・地産地消ふくしまネット・福島大学の連携で取り組んだ東日本大震災からの3年間の活動報告をリーフレットにまとめました。
ぜひダウンロードして、ご一読よろしくお願い申し上げます。
日本生協連の浅田克己会長より、本冊子刊行によせたメッセージをいただいております。
本冊子刊行に寄せて−全国生協からのメッセージ−
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浅田克己
(日本生活協同組合連合会 会長) |
東日本大震災から3年が経ちました。
いまだに地震・津波、原発事故からの避難者は県内外で13万人を超えています。改めてご苦労されている被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。
日本生協連は、全国の生協とともに被災者と被災地の生産者を少しでも支えようと「つながろうCO・OPアクションくらし応援募金」に取り組んでいます。この募金は主に「福島の子ども保養プロジェクト」「土壌スクリーニング・プロジェクト」「各種放射線測定器の設置」に活用されています。
募金活動以外にも各地の生協が地元で、夏休みなどを利用して福島の子どもを招いた交流企画なども多数実施されています。
この間の支援活動を通じて、原発事故の放射能に向き合うためには、事実・現実から出発し、実態をできる限り数字で把握し、必要な対策を立てていくことが大事だと感じております。
各家庭の食事に含まれる放射線量の測定を続けてきましたが、ほとんど問題となるような結果は出ず、数字をつかむことの重要性を示しました。
農産物の風評被害への対策の鍵は、福島の人たちに思いを寄せて、事実を正確に、そして広く消費者に伝えることです。
全国の生脇は、引き続き福島を全力で支援し続けます。
「福島の食と農の再生に向けて」【PDF:40.5MB】
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