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第33回通常総会が開催されました(2013年5月28日)

議長渡部愛子代議員

 5月28日、福島市の「ホテル福島グリンパレス瑞光東の間」を会場に第33回通常総会が開催されました。

 県内会員生協の代議員63名(本人49名、委任5名、書面9名)と県連役員・オブザーバー・来賓の方々で計97名が出席し、司会進行役の古瀬聡子理事より、開会宣言があり、議長に会津医療生協選出代議員の渡部愛子さんを選び、総会が開催されました。

熊谷純一会長

 開会にあたり熊谷会長より以下の挨拶がありました。

「代議員のみなさん、大震災、原発事故から二年二ヶ月経ちました。少しずつ復興の兆しも見えてきてはいますが、やはり放射能汚染が行く手を阻んでいます。今なお15万人を超える県民が避難している状態ですし、5,8万人近くの方々が県外に避難しています。「3年目」というのは一つの区切りの時間といわれており、本年は様々な課題に「時間の制約」が加わる特別な年になると思います。

 福島第一原発では汚染水の漏れ、全電源がダウン、汚染水の処理で地下水を海洋投棄する(?)とか、「原発」発の心配事も後をたちません。事故が収束したとはとても思えない状況が続いていると思わざるをえません。

 しかし全国的には「ふくしま」は忘れられていっています。真の事故原因さえ明確にされておらず、未だに「仮設」工事で原子炉を冷却しているに過ぎないのに、政府から「世界一安全な原発を輸出する」などということが言われ、財界からは「原発を0にしたら日本経済がメチャメチャになる」などと、実しやかな言葉が発せられ、私たちの苦しみなど意に介していないかのようです。私たちは60万人近くの「福島における脱原発」を求める署名を集め、内閣に提出しました。決して「ふくしま」を忘れさせてはなりません。県連としても単協においても全国になお一層の発信を強化いたしましょう。

 こういう中で日本生協連をはじめとする全国の支援は力強く続いております。私はこの協同組合の連帯、心の結びつきは本当にすばらしいものがあると、この間感動を覚えることがたびたびありました。総会の名で全国の皆さんに感謝申し上げましょう。

 新聞でご覧になった方もいるかと思いますが、昨27日首相官邸で「平成25年度消費者支援功労者内閣総理大臣章」を受けてまいりました。5件の内閣総理大臣表彰の中に私たちの活動実績が選ばれたものです。特に「福島の子ども保養プロジェクト」と「土壌スクリーニング」が高く評価されました。プロジェクトを指導、援助して下さった福島大学支援センターの先生方、県内外のボランティアの方々に心から感謝申し上げると同時に今後とも一緒にプロジェクトを発展させたく思います。この章を受けた背景には、県連職員の頑張りがありました。県連の活動量が飛躍的に多くなって、土日も休めないといった時もあった訳ですが、頑張っていただきました。感謝の念を表明したく思います。

 ただ「子ども保養」にしても「土壌スクリーニング」にしてもこれは本来国や東電の費用で責任を持ってやるべき事業であります。私たちは今全国の組合員さんからの浄財で運営しているのであって、いつまでも続くものでもありません。国が制度としてやるべきだ、という要求を一方では高く掲げていかなければならないでしょう。みんなでこの運動を今年度の重点課題としなければならないと思います。

 昨年の総会で決定した「食品放射線測定器=ベクレルモニターとホールボデイカウンターの設置」については日本生協連の呼びかけに答えた全国の支援金により、ベクレルモニター30台を購買生協に、そして郡山医療生協は独自にFTFを購入し、すでに稼働しています。秋頃までに浜通り医療生協に車載型のFTF,福島医療生協にホールボデイカウンターを設置できるようになりました。FTFとは身体内外の被曝をスクリーニングするもので、短時間で結果を出すことができる機械です。WBCと連携していくと有効な結果を期待できます。

 こうすることによって、生産(=土壌スクリーニング)出荷(検査)流通(目安としてベクレルモニター)消費(ベクレルモニターで消費者自ら持ち込む)ケア(FTF+WBC)という5段階での安心システムの一歩を踏み出すことができました。

 また、福島の農産物を食べて応援する「福島応援隊の活動」や「損害と賠償問題」でも大きな成果と一定の成果がありました。

 昨年は「国際協同組合年」でありました。事業協同組合や信用組合なども包含した幅広い実行委員会が結成されて、様々な活動が取り組まれましたが、この大きな協同の輪を維持し、共通の課題で協同活動を継続していきたい。

 安倍政権下での生協と組合員をとりまく情勢は容易ならざるものが予想されます。消費税、TPP、生活保護など社会保障の後退、電力料金値上げをはじめとする物価値上げなどこれらは全て組合員の暮らしに、そしてまた生協経営に直結した深刻な影響を受ける問題です。東北の県連会長声明で、特に被災地の復興に大きなブレーキをかけると、消費税、TPP、電力料金値上げについて反対を表明し、世論に訴え、また国に働きかけました。単協におきましても学習を強めながら、これらの問題にも取り組んで行っていただきたいと、お願いいたします。

 七月には参議院議員選挙があります。安倍首相は憲法改正、96条の三分の二条項を二分の一にする、という選挙公約を明らかにしました。これは憲法9条の2項の改定に目的があることは明らかであり、「戦争のできり国」に作りかえることに道はつながっています。生協は「平和」を瞳のように定説にしなければなりません。この改憲問題についても急いで組合員討議をお願いいたします。

 最後に今総会は新しい県連の役員を選ぶ改選期の総会であります。情勢の変化に対応できる強力な役員体制が提案されておりますのでよろしくお願い申し上げて挨拶といたします。」

 次に来賓としてご臨席いただいた福島県生活環境部消費生活課長の近藤芳行様、福島県農業協同組合中央会農業対策部部長の遊佐正広様、福島県労働福祉協議会会長の影山道幸様、日本生協連北海道東北地連事務局長住吉 登様の四氏より大会の盛会と今後の発展を祈念した御祝辞をいただきました。

来賓の方々
厚生労働大臣伝達

 また、今総会を祝って全国の都道府県連・生協・友誼団体からいただいたメッセージと祝電79通が披露されました。

 その後、平成24年度厚生労働大臣章の伝達式が行われました。

 また、前日官邸にて受章した平成24年度消費者功労内閣総理大臣章の紹介が行われました。

 福島の子ども保養プロジェクトは、全国からたくさんのご支援をいただき、この1年間取り組んでまいりました。そうした取組みの中では、献身的な、継続的な、また他の模範となるような取組みが生まれてきています。

 今後もそうした取組みを永続的にかつ質の高いものにしていくためにも、そうした模範的活動に対し、表彰を行い、その感謝の意を内外に明らかにしていきたいと考え、規程案について運営委員会で話し合ってきました。

 それに基づく感謝状の授与式が行われました。

《コヨット個人賞》

植田 勉 様 共立社生協

2012年度37企画延1500人を迎えていただき、ボランティアは延137人を数えました。ボランティアは生協の役員や組合員にとどまらず、福島出身者や子育て支援マミースタッフなど幅広く組織し、植田様はその先頭にたって取り組んでいただきました。

谷杉様への授与

谷杉佐奈美 様 神奈川県ユニセフ協会

他県受入れの先鞭をとられ、今日の受入れのノウハウを確立する立役者となりました。

《コヨット団体賞》

保養先として、料金のみならず、イベント等で貢献をしていただいたり、安全走行で保養者を保養先までお連れいただいたり、ご尽力いただいた企業に贈られます。

湯坊いちらく様 リゾートインぼなり様 福島交通観光株式会社様

協和交通株式会社様 株式会社JTB東北法人営業福島支店様

「リゾートインぼなり」を経営しております財団法人沼尻勤労者保養センター母成、理事長小林竜二様並びに専務瀧澤堅城様に授与されます。

《コヨットチームリーダー賞》

チームリーダー賞につきましては、ボランティア参加が10回以上、また複数回参加された学生ボランティアに贈られます。

佐藤様への授与
佐藤由美子様 一般ボランティア 15回
根本 英子様 県南生協 11回
島脇 麻美様 学生ボランティア  
渡邉 弥生様 学生ボランティア  
金田 直人様 学生ボランティア  
石川 美紅様 学生ボランティア  

 議事に入り、第1号議案「2012年度活動報告並に決算報告・剰余金処分案承認の件、監査報告」、任期満了に伴う第2号議案「役員(理事21名、監事3名)選任の件」が提案され、審議の上、採決の結果、代議員全員の賛成で決議されました。

吉川毅一新会長
 
発言する荒井代議員

 その後、第1回定例理事会開催の為の休議を挟んで、吉川毅一新会長から就任挨拶と下記役員体制について報告がされました。

 その後、第3号議案「2013年度活動計画(案)承認の件」、第4号議案「役員報酬額決定の件」、第5号議案「2013年度収支計画(案)承認の件」、第6号議案「監事監査規約改訂(案)承認の件」、第7号議案「役員退任慰労金規程(案)承認並びに慰労金支給の件」、第8号議案「議案決議効力発生の件」が一括提案されました。

 一括審議の上、個別採決の結果、第3号議案から第8号議案まで、全ての議案が、代議員全員の賛成で決議されました。

 全議案の協議の後に、総会決議文が、コープあいづ選出代議員の佐藤 仁さんから、提案され、議場全員の盛大な拍手で採択されました。

総会決議案」【PDF:164KB】

決議文を読み上げる佐藤代議員 採決の様子

 2013年度の活動スローガンを

原発いらない!安心して住める「福島」を取り戻すため県民とともに全力で復興・再生に取り組もう

としました。

 活動計画はホームページをご参照ください。

 その後、退任される役員の方々に感謝状と記念品が贈呈され、退任役員から挨拶がございました。

感謝状贈呈
退任挨拶する野中常務(左)と西元理事(右)

 3時45分、第33回通常総会を終了しました。

 下記役員の変更がございました。

新たに選任された理事

宍戸 義広 コープふくしま
阿部ツギ子 福島医療生協
岩井 修一 福島県労済生協

退任された理事

熊谷 純一 有識者 通算18年
西元 幸子 福島医療生協 通算20年
野中 俊吉 コープふくしま 通算1年半
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