「安心して住める『福島』をとり戻すための署名」(第1次集約分)を提出しました(2012年10月30日)
2012年10月29日、熊谷純一会長ほか10名(日本生協連3名含む)が首相官邸を訪れ、「安心して住める『福島』をとり戻すための署名」の第1次集約分36万178筆を齋藤勁(さいとう つよし)内閣官房副長官に手渡しました。
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熊谷会長(右)から齋藤内閣官房副長官(左)へ署名目録を贈呈。
左端は、三谷光男 内閣総理大臣補佐官 |
熊谷会長(手前)からの要請に答える齋藤内閣官房副長官(奥) |
「安心して住める『福島』をとり戻すための署名」は、全国の生協に呼びかけ、以下の要請事項に賛同する方から集めた署名です。
- 東京電力福島第一原発の事故を早く収束させ、第一・第二原発ともに廃炉にすること。
- 全県民の内部被ばくの検査と無料健診を行うこと。
- 食品の検査体制の充実を図り、食の安全を守ること。
- 正確な汚染状況を調査し、正しい情報公開を行うとともに除染を進めること。
- 原発事故により被ったすべての損害を補償すること。
以上の問題を二度と引き起こさないために脱原発を進めること。
熊谷会長は、上記要請事項を伝え署名目録を手渡すとともに、乳幼児を対象とした国による「福島の子ども保養プロジェクト」の創設、生協がJA新ふくしまや福島大学などと協力して進めている放射能汚染農地マップづくりへの国の支援を要請しました。
これに対して、齋藤内閣官房副長官は、全国の生協の努力で36万筆余りの署名が集められたことに敬意を表され、「本日、臨時国会が始まり野田総理大臣が所信表明演説を行ったが、福島の再生なくして日本の再生はない。一日も早い福島再生を想いとして、野田総理大臣をはじめ復興庁、関係省庁に要請内容を伝える」旨の意向を示されました。
官邸訪問に先立ち、福島県選出参議院増子輝彦議員、金子恵美議員、森まさ子議員、公明党渡辺孝男議員の事務所を訪れ、安心して住める福島を取り戻すためにの署名活動の趣旨、県内の生協で行う原発震災からの復興への取組みについて報告し、理解と協力を求めました。
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増子輝彦参議院議員事務所にて |
渡辺孝男参議院議員事務所にて |
☆参考:署名要請新聞掲載はこちら
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