福島の子ども保養プロジェクト(12月17日(土)〜18日(日))
福島県生協連では、福島大学災害復興研究所と福島連携復興センターとの共催、日本生協連をはじめとする全国の生協の仲間のみなさんのご支援と日本ユニセフ協会のご支援を受けながら、「福島の子ども保養プロジェクト」を立ち上げました。
これは、こどもの健康被害の不安を抱えながら暮らす保護者のニーズを把握し、支援することを目的としています。
具体的には、子どもたちの被ばく積算量を心配する保護者の気持ちに応えるために週末保養を実施したいと考えています。
第2弾として、去る12月17日(土)〜18日(日)、環境放射線の数値が、0.07マイクロシーベルトと低い磐梯高原「リゾート・インぼなり」で実施しました。
福島・郡山・本宮・白河四市の親子25組80人が参加しました。
今回は、福島駅・郡山駅の二か所からの出発となり、バスの中では温泉に行ける喜びと楽しみで子どもたちが大騒ぎでした。
そして、私たちの仲間でもある大阪いずみ市民生活協同組合組織部部長の中村さんもはるばる大阪より応援に駆け付けて頂き、福島の状況を大阪の仲間にこの現状を伝えてくれる約束をしてくれました。日本生協連より木戸部長・出版部の八幡さんも駆けつけ子ども保養の必要性を全国に配信し、子ども保養のスタッフとしても活躍していただきました。今後もスタッフとしてのお手伝いをお待ちしております。
やっと・・・・
旅館に到着後、一旦、各部屋に入り落ち着いて頂いた後、あづまの里の大広間に集合し、スタッフ紹介・放射線量測定器の説明を行い、自由参加で食の安全セミナーを行いました。子どもたちは、さっそく大広間でおもちゃ遊びや畳の上でゴロゴロと寝ころびながら無邪気にはしゃいで駆け回っておりました。
今回は、モニター2回目と言う事もあり、前回の反省を生かせる内容で実施を行ったのが、こどもの遊び場を設置したことです。
事前におもちゃを準備しボール遊びやお絵かきなどをして、楽しんでいる子どもの笑顔が見られて良かったです。
夕食は、参加者全員で大広間にて各部屋に分かれて、食事をとりました。食後は、大広間を所せましと飛び跳ねる子どもたちの姿を見ながら、「ホッ」とした様子の保護者を見ることができ、この企画をさらに充実したものにしなければと参加したスタッフみんなが、感じたところです。
当日のコースは以下の通りです。
日時 |
コース |
食事 |
12月17日(土) |
郡山駅西口
13:00 |
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15:00
宿泊:リゾートインぼなり |
福島駅西口
13:00 |
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12月18日(日) |
宿舎発
10:00 |
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11:00 郡山駅西口着 |
→ → → |
11:00 福島駅西口着 |
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