消費者庁主催「消費者月間シンポジウム及び懇談会」開催　(2011年5月30日)

　去る5月30日(月)、消費者庁主催「消費者月間シンポジウム及び懇談会」が、東京の三田共用会議所で開催されました。

　シンポジウムでは消費者支援功労者表彰者の紹介や消費者支援活動等に対する民間表彰の表彰式が行われ、その後「地域で広げよう消費者の安全・安心」と「食品と放射能」といったふたつのテーマでのパネルディスカッションが行われました。

　消費者庁では、東日本大震災による風評被害、生活関連物資の価格・需給動向への対応をはじめ復興にかかる新たな課題に取り組むとともに、日本全国の消費者の様々な行動を東北三県など被災地の応援につなげていくことを趣旨とした「復興アクション」として末松副大臣を座長とするチームにより「FUKUSHIMAを正しく理解しよう」プロジェクトを立ち上げました。

　シンポジウム終了後の懇談会では、そうしたプロジェクトを立ち上げ、福島を応援してくださることへの御礼と今後のご支援を蓮舫内閣府特命担当大臣（消費者）にお伝えしてきました。

　今後、福島県消費者ネットワークの構成団体の皆さんや県内の消費者団体・消費者の方々、県行政の方々、東北の関係者の方々と食の安全（放射能関係）を中心としたリスクコミュニケーションの実施や消費者グループフォーラムの開催などについて、協議していきたいと考えています。