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第31回県連通常総会が開催されました(2011年5月25日)

 5月25日、福島市のホテル福島グリーンパレスを会場に第31回通常総会が開催されました。

 県内会員生協の代議員59名(本人49名、委任1名、書面9名)と県連役員・オブザーバー・来賓の方々で計約90名が出席し、司会進行役の近内正子理事より、開会宣言があり、3月11日に起きた東日本大震災において犠牲となられた方々のご冥福を祈り、黙祷を行い、議長に郡山医療生協選出代議員の橋本恭司氏を選び、総会が開催されました。

 開会にあたり熊谷会長から、東日本大震災で犠牲になられた方々への心からの哀悼の意と被災された方々への心からのお見舞いのことばが申し述べられ、「歴史的大災害を乗り越えるために協力関係を一層強固にして、一体となって“がんばろう福島”を合言葉にともに努力していきたい。被災地に生協あり、生協連や各会員生協において、協同組合の助け合いの精神が如何なく発揮されたことを誇りに思う。また全国の支援に心から御礼申し上げたい。

 今回の災害は、地震・津波・原発と、このどれもが、自然災害・不可抗力などではなく“人災”としてとらえること。この視点こそ現在と将来に生きる観点である。

 深刻な原発問題をどうとらえるか?(1)国家と大企業・電力会社に対する巨大な「不信感」が生まれた。(2)深い「喪失感」と未来に対する「失望と不安感」が重く県民を覆っている。(3)コミュニティの再建、地産地消、信頼と協同のある地域の再建、そこから国を見るというように意識転換が生まれている。(4)持続する社会、地域とともに生きる人類になる。その先頭に私は立つ生き方を変える。このように県民の意識にマイナス面とプラス面の深い意識転換が起きたと考える。

 このように考えた上で、明確に国策として「原発ゼロ」を目指すべき。

 福島県の生協として福島県を自然エネルギーの先進地として世界に誇れる「地」にしたい。そして世界の福島のイメージを圧倒的に良いイメージに変えようではないかと呼びかけたい。

 景気を含めて今は何が起こるか?予測は実際のところわからないのが本当のところです。そこで経営に責任を持っておられる役員のみなさんは、常に最悪に備えた「方針・計画・マニュアル」をぜひ点検し、確立しておいてほしい。

 東日本大震災は、様々な支援活動を通じて、人と人とが時間と空間を超えて、助け合い、心と心を結び付けあいました。

 協力・協同・共生というまさに協同組合の思想の目指す「もう一つの社会」というものを人々の心に呼び覚ましました。

 私たち生協は、地域とともに、この方向に自信をもって元気に前進していきましょう。」という趣旨の挨拶がありました。

 次に来賓としてお出でいただいた福島県消費生活課長の大内幸子様、福島県農業協同組合中央会常務理事の長島俊一様、福島県労働福祉協議会会長の影山道幸様、日本生協連北海道東北地連事務局長住吉 登様の四氏より大会の盛会と今後の発展を祈念した御祝辞をいただきました。

 今総会を祝って全国の都道府県連・生協・友誼団体からいただいたメッセージと祝電79通が披露されました。

 議事に入り、第1号議案「2010年度活動報告並に決算報告・剰余金処分案承認の件、監査報告」、第2号議案「役員(理事22名、監事3名)選任の件」、第3号議案「2011年度活動計画(案)承認の件」、第4号議案「役員報酬額決定の件」、第5号議案「2011年度収支計画(案)承認の件」、第6号議案「議案決議効力発生の件」が一括提案されました。

 一括審議の上、個別採決の結果、第1号議案から第6号議案まで、全ての議案が、代議員全員の賛成で決議されました。

 全議案の協議の後に、総会決議文が、福島中央市民医療生協選出代議員の木村 公さんから、提案され、議場全員の盛大な拍手で採択されました。

 「総会決議案」【PDF:130KB】

 2011年度の活動スローガンを、

としました。

 2時45分、第31回通常総会を終了しました。

 通常総会終了後、東日本大震災「会員生協被害状況&復興の取組み報告交流会」が行われました。

 報告交流の後、今期で退任されるパルシステム福島選出理事の吽野元衛常務理事(9期18年)に、感謝状と記念品が手渡されました。

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