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「反戦イラク帰還兵士証言集会in福島」(2010年10月7日)

 福島県生協連が事務局をつとめる「冬の兵士反戦イラク帰還兵9都市リレー証言集会in福島」実行委員会が主催する「冬の兵士9都市リレー証言集会」が、2010年10月7日(木)、福島県文化センター小ホールを会場に開催されました。

 218名の参加者でした。また会場でお願いしたIVAW(反戦イラク帰還兵士の会)へのカンパは75,060円でした。会場で販売した「冬の兵士」(岩波書店刊)などの書籍は、用意した分が早々に売り切れるなど、参加者の関心の高さに驚きました。

 9都市全体では2,230名の参加者とカンパは約75万円とのことでした。

 反戦イラク帰還兵の会(IVAW)のジェフリー・ミラード前会長(現在ワシントンDC支部長)が、9年間の兵役と13カ月に及ぶイラク戦争への従事体験と自らがその中で知り得た米軍の偽り(劣化ウラン弾は食べても良いくらい無害)を訴え、政府のウソ(オバマの戦闘部隊を撤退させたというが兵士をトレーナーやアドバイザーという名に変えて実態はそのままパトロールを続けている)を証言しました。会場の参加者たちは、ため息と驚きを禁じ得ませんでした。ジェフリー氏は「帰還した今でも、私の中で戦争は終わっていない」と結びました。

 また、ホセ・バスケスIVAW事務局長は、九条のある日本が米国のような“軍事産業複合体”というモンスターを作らせてはならないと証言し、私たちに平和のためまだまだやるべきことがあるということを教えてくれました。

福島民友紙掲載記事↓

イラク帰還兵が戦争の現実語る

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