福島県生活協同組合連合会 home
福島県連ニュース 福島県生協連とは 福島県連の活動 会員生協ファイル 活動方針 掲示板
HOME > 福島県連ニュース
福島県連ニュース

県生協連 熊谷純一会長あいさつ(骨子)

 本日は、お忙しいところ多数ご参加いただきまして、主催者を代表いたしまして心から御礼申し上げます。

 昨年の生協大会と、今年の生協大会では、世界と日本の状況は大きく変化しています。
戦後初めての選挙による政権交代であります。鳩山内閣が昨日、所信表明演説を行ないました。その中で「友愛」という言葉を使い、これを政権の基礎に置くとしております。「友愛」は賀川豊彦の思想でもあり、生協・協同組合陣営に近いものがあると感じた訳でございます。オバマ大統領のプラハ演説「核なき世界」についての積極姿勢は評価できると思います。これも私たちが長年やってきた核戦争阻止、核兵器の廃絶という運動が世界を動かしていくと思います。いっそう「核なき世界」に向かって前進いたしましょう。世界は9・11で生まれた「憎しみの循環」を断ち切り、新自由主義という資本の論理優先から「自然・地球の限界を知り、助け合っていく世界」へと変わる大転換期だと思います。「愛と協同」の出番であります。

 本日の生協大会は「消費者」が大同団結して、安心して心配のない消費生活を送ることができるように、多くの消費者団体が幅広くネットワークを組んで、連絡を密にして、バラバラではなく、お互いに情報を交換し合っていこうではないか、という問題意識で開催しております。この私たちの主旨・意図に賛同、あるいは検討していただける、県内のほとんどの消費者団体の代表の方、そして福島県消費生活課の協力を得まして、この大会が開催されることについて、本当に感謝申し上げます。

 皆様すでにご案内のとおり、国においては消費者庁が設置され、消費者行政が新たな出発をしています。しかしそれ以上に、商品偽装にまつわる消費者トラブル、高齢者への悪質商法、若者へのIT関連の不法な契約、架空請求、オレオレ詐欺など、より高度化・複雑化して、不景気の状況下で増えているのが実態です。そこで「消費者ネットワーク」という、消費者が安心して買い物ができる、安心して食べることができる、使うことができる、組織が必要という考えに至った次第です。今日は全国消団連の阿南さんに記念講演をいただき、そしてパネルディスカッションという計画になっております。稔りある結論を是非得たいものと思っておりますので、よろしくお願い申し上げて、簡単ではございますがご挨拶と致します。

 今日はご参加本当にありがとうございます。

戻る
E-MAIL 福島県生活協同組合連合会|〒960-8105福島市仲間町4-8ラコパふくしま4F Copyrigh (C)Fukushima Kenren All Rights Reserved.