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賀川豊彦の生涯と協同組合思想〜身近で教えを受けたこと〜(2009年9月25日)

県生協連 役員研修会&地産地消ふくしまネット“協同組合の存在意義と役割発揮を考える”シリーズ第2弾

 “生協の父”といわれる賀川豊彦が活動を始めた1909年から、100年目に当たる今年は、各地で「賀川豊彦献身100年」の記念の取り組みが行なわれています。

 福島県連でも、この記念事業に呼応して役員研修会として取り組みました。また同時に、地産地消ふくしまネットの学習会第2弾としても据え、広く県内の協同組合へ呼びかけを行ないました。当日は、JA関係18名、漁連関係3名、森連関係4名、生協関係43名、研究者2名の合計70名の参加でした。

 講演に先立ち、「死線を越えて」(短縮版)・「賀川豊彦とは」・「愛と協同」のDVD上映を行ないました。また壁面には賀川氏を紹介するパネルも展示されました。

 講師には、岡本好廣氏(元日生協常務・生協総研専務)をお迎えし、賀川豊彦氏からじかに教えを受けた貴重なお話や、その人となりについてもユーモアたっぷりにお話をいただきました。

 岡本氏の講演の中で幾度となく語られた、「愛と協同」「友愛の社会」「献身」「互助」等の賀川氏の思想と生涯を学ぶことは、今の時代には必要なことと思われます。

 岡本氏からは講演の中で「日本の多くの協同組合が元気をなくしている今こそ、賀川豊彦献身100年をきして、組合員と共に協同組合運動を取り戻す、協同組合運動を活性化していかなければ」とのメッセージをいただきました。

 参加者アンケートの中でも、「賀川氏の意思を念頭に置き、協同組合の発展に力をそそぎたい」「「心の在り方、行動の指針、改めて考えさせられた」「協同組合の精神が薄れている今、愛と協同の大事さを伝えていきたい」「賀川氏の献身をもって、協同組合活動をしていきたい」などの感想が寄せられています。

 閉会挨拶の舟木やよいさん(コープあいづ副理事長)からは「賀川氏の思想を今私たちが受け継いでいることを誇りに思い、協同組合運動人として愛を持って進んでいくことを、今日ご参加の皆さんとご一緒に確認したいと思います」とのご挨拶がありました。

 本日参加された県内の協同組合に関わる皆さんそれぞれが、この講演会で得たものを各組織に持ち帰り、今後の運動に活かしていくことが期待されます。

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