| 第1回里山プロジェクト開催(2009年7月16日)  去る7月16日、福島県ライフサポートセンターと県生協連「かんきょう委員会」の共催で、岳温泉「鏡が池碧山亭」を会場に、県生協連加盟生協や県労働福祉協議会の構成団体から、48名の参加者で開催されました。 
  福島民友環境大賞や福島民報みどりの大賞などを受賞している設立6年目を迎えた「夕日ケ丘森花倶楽部」の木村会長さん、畑中副会長さん、大場森林整備リーダー、権藤自然環境リーダー、菅野地域文化リーダー、菅野広報渉外リーダー、事務局の渡辺さんから、これまでの活動内容と倶楽部に参加した動機や活動の中からつかんだ教訓などについて、お話をいただき、その後活動拠点のフィールドワークを行いました。  午後からは、私たちが今後「里山(活性化)プロジェクト」として活動すべきフィールドとして用意した「ゆうきの里とうわ」と「りょうぜん里山」の二つに分かれて、それぞれのフィールドで、行われている取り組みをお聞きしながら、「里山プロジェクトで自分たちがやりたいことって何?」といったニーズの掘り起こしと「里山プロジェクトへの参加者を増やすためにどのようにしたらよいか?」「実際にフィールドに行ってみる行動日を決めよう」ということについて、グループディスカッションを行いました。
 「ゆうきの里とうわチーム」 
				
					里山プロジェクトで自分たちがやりたいことって何?
					
						(1)ふるさとの宝探し(2)ほたるが住める環境(3)間伐材や剪定材で木炭を作りたい(4)稲づくり(5)根本的には地産地消を踏まえた里山づくり(6)桑の木を今はあまり利用されないとのことですが、桑の木は木工作には最高かと思います。枝の固さ、色の白さは利用すれば、いろいろなものを作れるのではないかと思う。(7)子どもによる田んぼの生き物さがし(8)食農教育(民泊学校)、地区外の子どもの民泊(9)将来の環境に注目(10)地産地消⇒地元消費でお金を落とす。(11)空き地や公園等にスミレ・タンポポなどの群生地をつくる。(12)子どもたちが積み草遊びができる場所にしたい。(13)自然農業に従事できる広報活動と里山と地域を結びつけられる活動を広めること。(14)空いているたんぼで天日干しの米を作ってみたい。(15)にわとりを育てる(放し飼いできる環境づくり・野生のにわとり)(16)現在ボランティアで間伐とか自然観察等に参加しておりますが、将来の子どもたちに森林の重要さ、自然の面白さを伝え、興味をもってもらうようにしたい。(17)椎茸栽培(ホダギを切る⇒菌を植え付ける⇒食べる)(18)ホタルの住める環境⇒生態系を守る。
					里山プロジェクトへの参加者を増やすためにどのようにしたらよいか?
					  
						(1)広報紙の活用(2)ひとりでも多くの人に知ってもらうために、広報の方法を考えていった方がいいのでは。私自身、当地に来て、初めてわかりました。(3)地産地消を輸出できるくらいの勢いで進める。(4)PRするときは、目的をはっきりさせることが必要である。(5)集まった人たちを手がかりにしてPRすることが大事であると思う。(6)里山での生活は資金(生活を維持する)がなければならないので、いかに中山間地にお金をおとしてもらえるかを考え、プランを立てることが大切だと思う。(7)市町村で企画しているイベントなどに参加してPRする。(8)里山づくりと自分の生活。特に自分の生き方、楽しみにできることを宣伝したいと思う。(9)イベントのマスコミ宣伝(特にテレビ)(10)秋の恵みを感じてみたい(体験的なもの)(11)同級会、家族の記念日等のお祝いに、温泉と里山整備のボランティアをセットしたツアーや子どもの誕生日に野菜収穫体験をして、その食材で料理を作ってもらって食べるとかバーベキューをするなどの企画を立てる。あなたの記念日に里山づくりに参加しませんか?実際にフィールドに行ってみる行動日を決めよう
					
						
						9月1日(火)としました。 「りょうぜん里山チーム」 
				
					里山プロジェクトで自分たちがやりたいことって何?
					
						(1)麦づくり、味噌づくり(2)親子だけでなく、婦人だけの体験活動、米粉パン・ピザ作り教室、農業作物づくり体験、料理教室(3)親子参加で自然観察会(4)荒れ放題の里山を再生するために農民の考えと協力者(主として町の住民、年金生活者)をどうして繋いだら良いか(5)森林整備(6)体験活動(木工教室・竹細工教室)(7)環境を守りながらの森林整備(8)農作物づくり
(9)野菜・山菜の農作業や収穫で、地元の食べ方を学びたい。(10)体験活動(米粉パン・ピザづくり)(11)りょうぜん里山がっこうの「めんこい塾」(職場を卒業された男性,女性を対象に、わくわく・ドキドキしていただくための塾を行っています。集中力を高め、脳にいい、読み・書き・ソロバン(算数)はもちろん遊びや体験活動、霊山登山も行なっています。)に参加してみたい。(12)旬の野菜を食べたい。本物の味が知りたい。(13)竹細工(籠)教室。(14)米粉パン・ピザづくり。(15)魚釣り。(16)ボーと星空を眺めていたい。(17)自然体験・心を癒したい。(18)料理講習(常備菜などを地元に産物で作ってみたい)(19)自然と歴史をドッキングさせては?これが魅力。(20)首都圏の生協に働きかけを行う。旅行課で方法を考えては?(21)川俣町と喜多方市では、グリーンツーリズムについての交流がある。(22)子どもたちの自炊合宿などは?⇒事故が心配とのことで学校から断られた。(23)健康マージャンは20人くらいの会員がいて、大会も行っている。(24)消費者とのつながりがここ10年くらいなくなった。
					里山プロジェクトへの参加者を増やすためにどのようにしたらよいか?
					
						(1)霊山の登山には多くの人が行くので、その機会をとらえてみてはどうか?(2)県の東京事務所(アンテナショップ)にパンフレットを置いたらどうか?宣伝が足りていないような気がします。各コープなりに声かけをしてみてはと思います。
(3)里山に興味を持つ年代は50歳代からだと思います。確かに大切な活動だと思います。都会などの旅行代理店(農家のホームスティ)やアンテナショップなどにポスター、パンフを置いて広告する。HPもカラー写真など、明るく目を引くものにする。(4)遠方であっても出前講座をお願いしたら大丈夫でしょうか?(5)土地を持っていない人などに自分の花(1年契約)、自分の木(5年契約)など、自分の花や木の育つのを楽しみに、2〜3度は訪れるのではないでしょうか?(6)口コミでのお知らせ。
					実際にフィールドに行ってみる行動日を決めよう
					
						
						8月27日(木)としました。 |