第87回国際協同組合デー記念地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会主催
「今、なぜ協同組合なのか?協同組合の可能性・存在意義を探る」開催(2009年7月4日)
去る7月4日(土)、第87回国際協同組合デー記念、地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会(以下「地産地消ふくしまネット」という)設立1周年を記念しての協同組合フォーラムをテーマに、JA福島ビルにて開催しました。
県内各地から協同組合関係者120名が参加し、東京農業大学名誉教授の白石正彦先生を講師に、「今、なぜ協同組合なのか?協同組合の可能性・存在意義を探る」というテーマで基調講演をいただき、福島県酪農青年研究連盟の黒澤寛寿会長に、「今、酪農家がたいへん!牛乳に相談」というテーマで、緊急報告をいただきました。
牛乳は数少ない「県産100%」の安心・安全な食品のひとつであり、消費量は国内でお米に継いで2番目に多く、需要性の最も高い品目で、わずかなエネルギー量で必要な栄養素がバランスよく摂れる食品です。そんな私たちの生活に欠かすことができない牛乳が、「安定的に供給できなくなるかもしれない」というひっ迫した状況に直面しており、今年4月、安定供給のために必要な乳価の値上げがありましたが、その後牛乳の消費量が激減。このままでは酪農を維持することが困難となることから、消費者の買い支えがないと県産(国産)牛乳が飲めなくなってしまうかも知れません。
地産地消ふくしまネットでは今後1年間(2010年3月31日まで)を通して「牛乳愛飲キャンペーン」を実施することを「わたしたちにできること」(わたしたちにできることはこちら)
ということで、JA福島県青年連盟の富塚弘二委員長に力強く宣言いただき、満場一致で承認されました。
その後、地産地消ふくしまネットの2008年度の活動のまとめと2009年度活動方針(地産地消ふくしまネット2008年度の取り組みと2009年度の活動方針はこちら)、各協同組合からの報告があり、申し合わせ(7.4国際協同組合デー記念フォーラム申し合わせはこちら)を行い、終了しました。
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