「北海道・東北地区生協地球温暖化防止対策推進交流会」報告
〜環境省:今後の温暖化対策を説明、県内から2生協が参加〜(2007年8月3日)
この間、国際的にも温暖化防止対策が緊急であることが議論されています。2007年6月27日に、仙台ガーデンパレスにおいて、北海道と東北地区の8つの生協などから22名が参加し、「2007年度第1回北海道・東北地区生協地球温暖化防止対策推進交流会」を開催しました。
この会では、環境省地球環境局の平野礼朗・総務課研究調査室主査に、「IPCC作業部会報告と今後の温暖化対策の方向」というテーマで講演をいただきました。
続いて、みやぎ生協からの「レジ袋削減、およびBDF(バイオヂーゼル燃料)実験報告」の後、参加した生協から「温暖化防止対策の取組みと今年度の目標」を報告・交流しました。
福島県からは、コープふくしまの那須野昭ISO担当課長が「大型店3店で使用していたA重油の価格高騰で使用を途中で中止した結果、CO2排出が10%減ったが、07年度以降は共同購入商品の配達距離が長くなるためCO2排出が増加する見込み」。コープあいづの目黒善紀役員室長・岩下優子さんが参加し、「空調温度の設定変更などこまめに実施。融雪装置の省エネ化、エコシステム導入でエアコンとショーケースを協調運転で省エネ。組合員にエコカレンダー、ケナフ種子配布などに取り組んだ」ことを報告しました。
最後に、日本生協連環境事業推進室から「生協の温暖化防止自主行動計画の取組み状況」の報告がありました。
この交流会は、みやぎ生協、いわて生協、岩手県生協連などの4人の世話人により運営されます。次は、岩手県の葛巻町の風車の取組みを見学することになりました。
福島県以外の参加は、環境省東北地方環境事務所、コープさっぽろ(2)、コープあおもり、岩手県生協連、いわて生協、みやぎ生協(4)、あいコープみやぎ、コープあいづ(2)、みやぎ・環境とくらし・ネットワーク、日本生協連(7)などでした。
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交流会の様子 |
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