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県連齋藤常務理事の日生協総会での発言(2007年6月14日)

日生協総会 発言

 2007年6月14日15日 in Tokyou

 議案書の57ページ(5)社会的な役割発揮の取り組みを前進させよう/平和で安心できる地域社会の担い手として、76ページ5.社会的諸活動の重点(17)国際活動に関して日生協への要望、活動提起をします。

 既に平和については幾つかの発言がありましたが、生協において平和は本源的テーマです。昨年の協同組合デーにICA会長が寄せたメッセージには「協同組合は、平和を推進するための理念と価値観がその根本にある」とし、「協同組合は紛争に繋がる問題の解決に役割を果たす」「平和で安全な世界を目指したこれまでの功績をたたえるとともに、現在取り組んでいる活動に対して賞賛を送る・・・・」などとあります。

 日本の生協はアジアに多大な犠牲を強いた戦争国として、また民間人への無差別爆弾や原子爆弾の被害国として、戦争の惨禍を繰り返さないための活動をピースアクションはじめ各地で多彩に戦後一貫して行っています。この活動は世界的にみても特徴的で歴史的意義ある協同組合活動です。世界の協同組合運動の可能性を実証し普遍的価値を付け加えていると自負できます。

 しかし一方、日本は先進国で唯一、首都はじめ全国に外国軍を駐留させ、また世界有数の軍事費をつかう自衛隊も持っています。この事に日本人の多くは違和感を感じていないのですが、恐らく海外の目からみれば理解に苦しむ状況ではないでしょうか。

 ICA、特にアジアの国々の協同組合との連携は今後進み日本は理論的にも実践的にもリードする役割があります。その際平和活動を協同組合らしくどう進めるかもリードして欲しい、一度アジアの方々や援助活動をしている方々を招きフォーラムを開催するという提案です。各々事情が違います。悩みながら工夫しながらやっている方々の励みにしてもらえます。各国、内外の紛争に対し戦争放棄を国是としている日本はどうこれに貢献できるのか、アジア各国は日本に何を期待しているのか。日本国憲法を擁しその元で発展させる事ができた、生協の歴史と教訓を世界に今こそアピールすべきではないでしょうか。またこうした日本の生協だからこそ、世界に特にアジアの協同組合との価値の共有と連帯が広がる可能性を持っているともいえます。

 一方日本の最近の軍備についてのあり方には当然意見もあるでしょう。こうした意見も受け止めながら私たちの活動は進めなくてはならないと考えます。日本の生活協同組合の国際的な価値を高める機会となると確信します。

 もうひとつの活動は、日本国憲法を考える場をつくることです。開催方式はいろいろ考えられると思いますが全国で開催して欲しいということです。その際考える視点としては国際法における位置です。戦争は近代国家が誕生してから兵器性能が向上し民間人を巻き込みその規模を拡大、これに対し幾度となく防ぐための国際会議が開催されました。二度の世界大戦で何千万という人の犠牲の上に国際連合が生まれ、今日戦争は違法化されています。国際連合が認めない武力行使は違法なのです。こうした時代背景と日本国民の支持があり現在の憲法が誕生しています。国際法の歴史と到達をみるならば日本国憲法の平和主義の先進性と役割が理解できると思います。日本国憲法は、平和主義と生存権等の原則で生協法の根拠法と位置付けられる同時に、平和主義は世界の協同組合と連帯してゆく上で信頼の基礎になるものと考えます。

 昨年と思いますが日生協総会では“論議を促進するための催しを行う”という理事会見解があったに聞きます。これを早期に各地で行ってもらいたいと思います。

 福島県生協連は秋の生協大会でここ何年か憲法の問題を取り上げてきました。辺見庸氏、加藤周一氏、高橋哲也氏、竹本 元日生協会長を迎えて講演をいただき、9条を守る運動の力にしてきています。

 また、敗戦から翌年、憲法草案を作った民間人グループがあったことは有名ですが、その中の憲法学者「鈴木安蔵」を描いた「日本の青空」の製作協力と上映運動にも参加しています。GHQ憲法案の根本原則に影響を与えたこの草案こそ日本国憲法は日本国民が生み出したということの証明です。鈴木安蔵は福島県の出身です。私は福島県民及び福島県の生協運動の諸先輩、組合員を代表して全国の生協に上映運動を呼びかけます。

 全国に既に案内は行っていることとは思いますが是非ご協力お願いして私の発言を終わります。

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