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第26回福島県生協大会 会長挨拶 要旨
  • 今回の官業ぐるみの汚職、「福島汚職事件」は1990年代から始まり、その間ゆがめられた政治、賄賂政治の中で私たちは暮してきた。このような不祥事が絶対起こらない、起こしていただきたくないことを県政に期待する。そのために県自体でも早急な全容解明を進め、県民の信頼の回復を図ることが大事だと思う。
     
  • 知事には、労福協を通じ食の安全、医療・介護の問題、町づくりの問題など、いろいろな要望を出してきたが、新知事になったのであらためて、生協連の要望を理解していただく活動をしなければならない。
     
  • 福島県は医療・福祉、教育、文化などの面で全国的には低いレベルにあるのが実態だ。ゆがんだ県政のためだともいえるので、この機会に早急に県民の立場での諸制度の是正の要求は当然なことだ。
     
  • 安倍政権は極めて保守的・懐古主義的であり復古主義的な姿勢であり、私たち生活協同組合がいう「平和で安心できるくらし」「全世界の人が幸せの手を結ぶ世の中」とは全く逆の立場であり、教育基本法の扱いや閣僚による核武装議論を抑えられないなど「危険」を感じる。
     
  • くらしの問題、格差社会の進行は極めて深刻であり、年金生活者は困窮し生活保護世帯は増大している。そういう状況でも大企業には減税、庶民には増税、アメリカ軍の基地移転には800億もの税金を注ぎ込むという姿勢は、国を経営する倫理観に欠けていると言わざるをえない。
     
  • 全世界的に見れば日本の我々の暮らしというものは豊かではあるが、豊かではあっても深刻な、あってはならない問題が起きている。まさにこれは貧しさ以外の何物でもない。今日の生協大会は「人間らしく暮らすためには」というテーマで開催し、非常に内容のあるプログラム構成になっている。ぜひ、たくさんのものを持ち帰って地域や生協の中で生かしていただきたい。
     
  • 協同組合は、正直、公開、社会的責任、そして他人への配慮という倫理的な価値を持っていることをICAの声明は述べている。これらの価値を持つ生活協同組合という運動は非常に大切な運動であることを象徴している。私たちは他人の痛みを分け合って、初めて他人への配慮ができるものだと思っている。生協運動を他人への配慮という優しい心を持って多くの人と一緒に地域に広げて行きたい。助け合いのある協同社会、そしてそのための県連の活動というものをぜひ大きく育ててほしい。
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