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食の安全推進委員会が横浜検疫所を訪問しました(2006年7月19日)

 海外から入る輸入食品に対して、絶えず監視し、国民の食卓の安全と安心を守る業務を行っている横浜市金沢区にある横浜検疫所長浜庁舎を見学しました。

  横浜検疫所は、1859年(江戸安政年間)の横浜開港にあたり設置され、以来150年の歴史の中で検疫と輸入食品の監視業務を行ってきました。現在は横浜市中区の本所庁舎と金沢区の長浜庁舎、横須賀市の三崎出張所から成っています。

 長浜庁舎では、毎日管轄の港からモニタリング対象品が運ばれ、微生物、残留農薬、動物用医薬品、添加物、GMOなどの区分に分類され年間32,321(平成16年度)件もの検査が行われています。

 私たちの研修は、はじめにパワーポイントにより横浜検疫所の沿革と業務内容についての概要をお話していただき、さらにVTRを見て仕事の実態を理解することができました。

 このあと、検査棟に場所を変え、長浜庁舎で行われている微生物、残留農薬、動物用医薬品、添加物、GMO検査の現場の様子を見せていただきました。各検査室は当然ながらさまざまな精密機器・機械がところ狭しと並んだ実験室でした。忙しいにもかかわらず、検査官の方から検査の手順や方法について詳しく説明していただき、また参加者からの質問へも答えていただきました。

 次に、開設当時からの検査所の歴史や検査機器などをパネルや実物展示で紹介する隣接の旧庁舎も案内していただきました。ここには我が県出身の野口英世博士の勤務と仕事ぶりが紹介されており、この地でも検査の仕事に携わり尽力されたことを知りました。

 今回、私たちは、このような実際の現場を見せていただくことにより輸入食品の安全・安心の担保を確認するとともに、いっそうの関心を持つことができました。

検査室を見学する推進委員会の皆さん 検疫資料館前で参加者の皆さん

検査器具・機器がならぶ検査室
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