新潟中越地震被災地への会員生協の支援活動（２００５年１月）

　昨年１０月２３日に発生した新潟中越地震では、会員生協において、行政と結んでいる「災害支援協定」に基づく要請や日生協からの支援要請を受けて、物資支援・募金活動・現地への人的支援を積極的に行ってきました。

　これまでに組合員さんや役職員の皆さんから寄せられた義捐金は総額８,７６９,４２２となり、日本生協連や日赤福島県支部を通して被災地に送られています。

現地支援活動

（コープふくしま）
県との「災害時における物資供給に関する協定」に基づく県商工労働部からの依頼により食料品を送る。
１０月２７日、おにぎり６３４個、パン３２５個。
１０月２９日、おにぎり２,５００個。
１０月３０日、炊き出しボランティア３名で小千谷市において豚汁５００食で支援。
１１月１日から３日にかけて４名で市民生協にいがたの共同購入の支援。
１１月６日、２名で現地の物資横持ち配送支援。
１２月１０日〜１１日、２名で小千谷市において引越し支援ボランティアに参加。

（コープあいづ）
会津若松市と長岡市との協定に基づく支援
１０月２４日パン８５０個、缶詰４,８００缶、割り箸４,０００膳を車両１台人員２名で長岡市役所に届ける。
１０月２５日午前、パン１０,９３３個、おにぎり１,８００個、ソーセージ１,６４０本を車両３台人員６名で長岡市役所に届ける。
１０月２５日午後、パン１,０００個、おにぎり３,７４０個を車両１台人員２名で長岡市役所に届ける。
１０月２７日、パン１２０００個、おにぎり５６６６個を車両３台人員５名で小千谷市役所に届ける。
１１月４日〜８日、家屋崩壊審査活動に１名参加。
１２月９日〜１０日、小千谷市で引越し支援ボランティアに２名参加。

（福島医療生協）
１０月２８日早朝、医師１名・看護士１名・事務２名と支援物資（毛布・非常食・水・紙おむつ生理用品・その他）・職員の緊急募金を持ってながおか医療生協に派遣。
１１月２９･３０日に看護士２名・事務２名を現地に派遣。

（福島中央市民医療生協）
１１月２０日から２３日の４日間、職員５名・組合員１名で、ながおか医療生協に行き組合員訪問・家の片付け・訪問した内容のデータベース化を行なった。

（郡山医療生協）
１０月２７日に支援物資・義援金１５万円を職員２名で、ながおか医療生協に届ける。
支援物資（米30K２袋・水ペットボトル６０本・魚缶２０入り２箱・鍋５個・おたま５個・割り箸５００膳・懐中電灯１０個・乾電池４０個・カセットコンロ５個・詰替えボンベ１５個・貼るホッカイロ３０入り５箱・トイレットペーパー18ロール5個・ゴミ袋大10枚入れ10袋・カロ名ーる１０００錠・ＰＬ１０００包・イソジンガーグル１５０本）
１１月１３日〜１６日まで日生協医療部会の要請で組織担当者１名を派遣する。
社会法人くわの福祉会でもりんご２箱・みかん１０箱・生理用品２箱・義援金５万円を届けた。

（会津医療生協）
１０月２７日に男性２名で支援物資をワゴン車１台に積み朝６時に出発し、ながおか医療生協支援対策本部に届ける。現地到着８時３０分。

（浜通り医療生協）
１０月２６日から２７日の２日間、職員２名が現地応援として、ながおか医療生協に向かい、被災者の見守り・介助、支援物資の配布、夕食準備をする。
支援物資としてカレー皿・ガスコンロ・水を届ける。

（全労済福島県本部）
１１月１７日から２４日まで第１次全国支援動員（新潟第４次行動）　全体で５０班１００名体制で現場調査、当県本部より１名動員した。

＜募金活動による義捐金＞

合計　８,７６９,４２２円

＜支援物資＞

おにぎり　１４,３４０個　（コープふくしま ３,１３４　 ｺｰﾌﾟあいづ １１,２０６）
パン　２５,１０８個　（コープふくしま ３２５　ｺｰﾌﾟあいづ ２４,７８３）

その他、医療生協から毛布･非常食・米・水・りんご・みかん・懐中電灯・電池等と多数の支援物資が送られています。

＜ボランティア支援（延べ、人・日＞

合計　８９人・日
　

被災地への支援活動のようす

炊き出し応援チームの出発式（コープふくしま）	現地小千谷市での炊き出し支援（コープふくしま）
現地被害状況（福島中央市民医療生協撮影）	現地被害状況（福島中央市民医療生協撮影）
店舗での支援食製造（コープあいづ）	夜出発する支援物資配送車（コープあいづ）
１０月２６日、現地支援へ出発（浜通り医療生協）	支援物資で満杯の搬送車（浜通り医療生協）
数々の支援物資を届けました（会津医療生協）	現地での支援のようす（会津医療生協）
組織担当者による現地での 組合員訪問のようす（郡山医療生協）	26日に支援物資と義捐金を贈りました、 贈呈式のようす（郡山医療生協）
被災者への訪問支援活動（福島医療生協）