「『生協の環境活動』交流研修会」が開催されました（２００４年１１月５日）

　各々の生協で業務や組合員活動の中で「環境」についての取り組みや活動がされており、県連もこれまでこれを支援するために環境に関する学習会などを開いてきました。

　さらに各生協の環境活動が実際どのようなテーマについてどのように進められているのかを互いに学び、今後の活動の一歩前進をめざしていきたい、そのような願いから今回の研修会が企画されました。各会員生協の環境活動を携る職員・組合員さん等８生協３２名の参加で、「『生協の環境活動』交流研修会」が福島市の労金ビル大ホールで開催されました。

　第１部として、日本生協連環境事業推進室より室長の大沢年一氏と大沢志佳子氏をお迎えし、「組合員主体の環境活動の発展をめざして」と題して記念講演をしていただきました。

　大沢室長からは、ロシアの京都議定書批准と来春からの発効などの環境をめぐる社会の動きや生協組合員の環境活動の歴史と現在、そしてこれからの環境活動の視点などをお話していただきました。

　大沢志佳子氏からは、全国の生協での環境活動における先進的事例を詳しくお話していただきました。

　第２部は会員生協報告として、「私たちの環境活動〜これまでやってきた事＆これからやりたい事〜」と題し、コープふくしま・コープあいづ・福島県南生協・いわき市民生協・福島医療生協からそれぞれ発表していただきました。各生協から環境保全の大切さや共通した課題への取り組み、また独自の取り組み、そしてこれからの抱負などが述べられました。

　第３部は、各生協の参加者が４テーブルに別れ、会員生協報告への質問や会員生協報告をしなかった生協からの報告、大沢氏などの講演で紹介された“全国の動きや事例”への感想など、積極的な話し合いが持たれました。

　お互いの活動の理解とこれからの活動について整理ができた交流研修会となりました。

環境をめぐる動きを話す大沢年一氏	全国の先進事例を紹介する大沢志佳子氏
活動報告をするコープふくしま須藤康子さん	活動報告をするコープあいづの小野寺光雄さん

活動報告をする福島県南生協近内正子さん	活動報告をする福島医療生協菅野春男さん	報告をするいわき市民生協和田佳代子さん
4つのグループに別れてさらに環境活動への議論が深まりました