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日生協「ライフプランセミナー」が開かれました(2004年7月17日)

 7月17日、郡山市にある「ビッグパレット郡山」において、全国生協役職員福祉推進協議会後援による、生協職員を対象とした「ライフプランセミナー」が開催されました。

 このセミナーは、日生協の日生協健康保険組合、日生協厚生年金基金、れいんぼーくらぶ(全国生協役職員共済会)の3組織で作られた全国生協役職員福祉推進協議会が後援し、各県連や事業連合を単位として2002年度から開催されています。

 今までとは違う少子高齢化という社会に進むことにおいて、30〜40代から一人一人が老後を見据えたライフプランを設計し、生協職員が安心して定年退職を迎え、その後の人生を有意義に送ることを目的としています。

 セミナーは県内の購買生協、医療生協から夫婦同伴を含め14名が参加し、10時から5時までの開催となりました。

 午前の部は、みやぎ生協名誉理事の蘓武昌春氏から基調講演として「なぜライフプランが必要か〜定年後を楽しく生きる暮しの知恵〜」と題するライフプランの必要性と定年後の生き方・暮らし方についてご自分の体験・実践を通して講演していただきました。現在も地域の民生委員としてご活躍され、現役を引退されても目標とリズムを持った生き方にはすばらしさが感じ取られました。

 続いて、ファイナンシャルプナンナーの亀山孝之氏から「定年退職後の生活設計のポイント」と題して、定年退職後を老後とせず、セカンドライフと位置づけ、蘓武氏のお話にもあった快適な人生を過ごすための資金作り、資産の運用、保障などについて、「(1)もう一つの人生設計を!(2)セカンドライフの収入と支出(3)公的年金の基礎知識(4)セカンドライフの資金と保障(5)セカンドライフでもっとも大切なこと」の5項目にまとめ、詳しく講演していただきました。

 午後の部では、定年近くの55才からのキャッシュフローモデル例を使って、セカンドライフに入るまでの資金準備や入ってからの生活のあり方と資金の増減などについて3つのグループに別れて演習を行い、各グループごとに演習結果を発表しました。

 最後に亀山氏からまとめとして、セカンドライフで「資金」や「健康」も当然大切なことであるが、やはり先ずは「生きがい」であり、「生きがい」について考え、生きがいを持った人生を送ることが一番大切だと述べられました。

 今回の参加者の皆さんからのアンケートでは、全体的な感想、各講演、グループ学習それぞれの項目で「大変参考になった」という意見が圧倒的でした。感想自由記入欄には「定年後はゆっくりしたいと思っていたが、そうはいかないことが分かり、産業廃棄物にならないように、生きがいを持って楽しい生活を送りたいと思う」「夫婦で来れたことが特別にプラスになった」「後10年後にもう一度聞きたい」「自分の子供のライフプランを作ってみたい」「もっと参加者が多ければよかった」などがありました。

県内6生協から14名が参加しました 体験・実践を通して語る蘓武昌春氏 退職後の生活設計を講演する亀山孝之氏
キャッシュフローのグループワーク グループごとに事例の検討結果を発表 参加者全員真剣に学習しました
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