購買生協部会学習会が開催されました(2003年10月23日)
10月23日、福島市の労金ビル4階会議室において県内の購買生協の役員・実務責任者18名が参加し、学習会が開かれました。
今回の学習会は、40年間にわたり、生協組合員のくらしを守る旗印とされて供給されてきたCOOP商品を、時代の変遷と現環境において更に強力で競争にも耐え、組合員のくらしを守りきるCOOP商品とするために、日本生協連の「商品共同開発政策委員会」がまとめた「当面するCOOP商品開発に関する考え方と課題」について学びました。
講師には日本生協連の片桐純平常務理事においでいただき、講演していただきました。
片桐常務理事からは、先ず全国から見た今日の東北地区の生協の共同購入の現状に触れ、伸びない原因は「共同購入が組合員のくらしの中で大切なものになっていない」「3年以内に南東北で500億、福島県で200億の規模が必要」「そのためにも新開発のCOOP商品を武器として共同購入を作り上げることが大事」等の考え方が示されました。
新しいCOOP商品開発の考え方では、「今までのCOOP商品は団塊の世代を中心に作られてきたが、これからは、子育てが大変で経済的にも厳しい30代に焦点を当てるとともに、それぞれのライフステージの人にとって、くらしの中でどう生かされるのかを十分調査検討して開発にあたって行く。収益面からも事業経営を支えるものとして、貢献度の高い商品としてマーチャンダイジングして行く」と講演されました。
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県内購買生協から役職員18名が参加しました |
講演する日本生協連片桐常務理事 |
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