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「男女共同参画」学習会が開催されました(2003年9月19日)

 9月19日、女性理事クラブ主催で「男女共同参画」学習講演会が福島市民会館で開かれました。講師には日本生協連政策企画部亀田敦子氏、桜の聖母短期大学選任講師二瓶由美子先生をお迎えしました。

 亀田氏からは「身近な男女共同参画を考えましょう」と題して、1991年に日本生協連女性評議会で「女性参画の現状と今後の方向」とした答申が出されてから第1次行動課題を経て第2次行動課題に至るまでの課題の進捗状況と日生協の21世紀理念に基づいた第2次中期行動課題について他生協の実情に触れながら話していただきました。

 講演の中で、「男女共同参画」についてのフリップシンポジウムが取り入れられ、挙げられた性差による男女の役割の違いや不満・疑問は参加者の意識を深めるものでした。

 二瓶先生からは「福島県の男女共同参画の現状と課題」のテーマで講演していただきました。

 先生からは、なぜ「男女共同参画社会」なのかを18世紀の欧米社会にまでさかのぼり、男女共同参画の由来は人権問題から出てきたものであり、異質や違いを認めあう考え方が人権意識の基盤であり、男女共同参画そのものであるということが話されました。

 また、先進国といわれるわが国のHDI(人間開発指数)は9位、GEM(ジェンダーエンパワーメント指数)で32位とされている大きな要素は女性の社会進出が極めて低いためによるもので、個人個人が快適な人生を生きるためには機会の平等があっても1人1人の意識の変革が大切だと話されました。

 二瓶先生は福島県の男女共同参画条例作成にも参画された方で、そのわかりやすく整然とした講演内容に参加者は傾聴しました。

第2次中期行動課題について話す亀田敦子氏 フリップシンポジウムのパネラーの皆さん
講演する二瓶由美子先生 34名の参加がありました
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