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福島県生活協同組合連合会 第23回通常総会

会長あいさつ(要旨)

イラクが大量破壊兵器を隠し持っているということでイラク戦争が始められたが、「大義」とされた大量破壊兵器はいまだに見つかっていない。ポイント攻撃といわれているが、私たちの生協は命を大事にする組織であり「たった一人」の命といえどもかけがえのない命だと考える。小型原爆並みの威力を持つポイント攻撃は大量破壊兵器そのものではないか。日本の自衛艦が燃料を補給して戦争への参加をしていたことが明らかになっている。
 

2002年度の県内生協概況は、組合員は34,059人増えて625,664人に、出資金は1億7千万円増えて97億7千万円に、事業高は585億円から558億円へと27億円の減になっている。組合員数は全生協で増え62.5万人になって、引き続き増えていることは私たちの生協運動への理解が進んでいることで、食の安全・環境・健康・医療・ライフプラン等々の取組みが正しく評価されてきたものと考えている。
出資金は100億円になろうとしている。一人一人の組合員が大変な中で出してくれている出資金の重みをよく理解して、各生協はコンプライアンス(法令遵守)経営に特段の配慮をして進めていっていただきたい。私たちは情報公開・アカウンタービリティ(説明責任)をきちんと果たしていかなければならない。
事業高では購買生協が落ちているが、これは組合員の購買力が相当落ち込んでいること、地域での競争が激しくなっていることが大きな要因である。
組合員のくらしをよく見つめて、そのニーズに機敏に対応することが大事になっている。
再建を進めているコープふくしまと県南生協は増益で決算を迎えることができ、両生協へ連合会としても敬意を表したい。
 

食の安全について、今国会で食品安全基本法が成立し、食品衛生法の改正が実現したが、私たちの運動の成果であり、協力いただいた組織に感謝し、共に喜び合いたいと考えている。私たちの要望がかなり取り入れられているが、食品安全委員会に消費者代表が入らない等の弱点を持っている。今後どのように生かしていけるかかが私たちの課題と考えている。
 
長年の懸案だったユニセフの県支部が今秋には設立できる運びとなった。9月25日に設立総会を計画している。
 
有事立法が衆議院で修正されて通ったが、修正されても本質は変わっていないと思う。
参議院で充分条理を尽くして、私たちにもわかるような議論をしてほしい。
 

医療制度の改悪或いは年金支給額の減額等の中で福祉が後退する、環境問題や地産地消、米をめぐる情勢も大きく変わってきており、私たちの生協の運動がますます大事になってきている。
 

各々が役割をよく認識しながら、今年度もなお一層生協運動を発展させていきたいものと考えている。今回は役員改選の総会でもあり、大切な役割を果たせる役員を選出していただきたい。
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